この地域で活躍する人々

人と人が仲良く助け合う地域で、
人の温かさを感じてもらいたい

坂本 二葉

株式会社川嶋建設 総務部 総務課

何か一つでも地元に貢献を、だから地元企業へ

学生時代の就職活動では、どの企業に入りたいというこだわりはなく、あまり前に出ていくタイプではなく縁の下の力持ち役が向いていると思い、職種は事務職を希望して探していました。就活の当初は大阪や神戸などの企業に就職するつもりでいましたが、地元企業にも目を向けると、地元でもよく知られ、親も安心してくれる川嶋建設の求人を知り地元に帰るのも悪くないと思いUターンしました。

総務課で採用と給料関係を主に担当しています。採用担当として社外に出向くのは、自治体主催のイベントや、外部団体主催のもの、商工会議所が開催するものなど色々あります。そこで地域で活躍する様々な方とお会いし、お話しする機会をよくいただいています。中小企業の皆さんは横のつながりを大事にし、川嶋建設の坂本ではありますが、地域の人間としてご近所や地元の方など、色々な方に助けていただいています。お得意先やお取引先も顔なじみの方や地域の方ばかりですので、どこかで繋がっていて、非常に仕事がやりやすいです。但馬地域は人と人との関わりが深く、安心して働ける土地だと言えます。Iターンの若い方、新しく来られる方も歓迎する気運がある街だと言えますね。

わが街を自分たちで守り、次の世代に継承していきたい

弊社の事業の一つに「古民家蘇生」があり、築年数が経過した古い建物を蘇らせて次世代に継承していくもので、昔の地域の方々の暮らしを残していく大事な事業だと思います。また、明治の芝居小屋「永楽館」の復原も弊社が担当いたしました。片岡愛之助さんがこけら落とし公演から毎年公演をされており、永楽館歌舞伎をめあてに訪れる人も多く、人気のスポットになっています。

人、モノ、街を大事にする気持ちは、但馬地域に根付いていますが、弊社でも様々な取り組みをしています。但馬はコウノトリの日本最後の生息地として、街をあげてコウノトリを保全してきました。お蔭様で但馬では、今ではコウノトリをよく見かけるようになりました。弊社では会社創立月間で毎年コウノトリのエサ場である湿地の整備をはじめ、コウノトリ公園のボランティア清掃においては全社をあげて取り組んでいます。「全社員がボランティアの清掃活動に参加しているなんて!」と、この活動を聞いて感動し、弊社に入社したIターンの社員もいます。都心にある会社では、全社員で公園の掃除をすることは、なかなかないことです。但馬では、こうした地域ボランティアも盛んで、皆で楽しく仲良く取り組んでいます。

自然と、産業と、観光と。但馬を発展させるキーワード

但馬は広大なエリアになりますが、大自然に恵まれ、豊岡カバンなどの地場産業と、城崎などの観光資源があり、それらを大事に守って発展していきたいという思いが地域の誰にもあります。但馬地域で働く魅力は、都会にないものがあるところでしょう。私は但馬の自然が好きで、人を大事にする但馬の人が好きで、交通が不便なところも気に入っています。車がないと生活できないですが、慣れたらどこにでも車でいけます。流行のものはネットもありますし、姫路や神戸に出たりします。城崎温泉は市民なら少し安く利用できるので温泉好きにはうれしいですね。個人的には近くの竹野海岸が好きで時間があれば散歩していますね。美しいビーチではマリンスポーツも盛ん。また、このあたりで獲れる名物のカニは、私も大好物なんです(笑)。

但馬には大学がないので、高校を卒業すると大学進学で大阪や神戸に出て、そのままそこで就職する人が多いです。そんな中、私のように地元但馬に目を向ける人も少なくはなく、弊社でも地元出身の社員が多く働いています。私の生まれ育ったこの街が、この自然を残したまま発展していって欲しいと思います。Uターン、Iターンの方と、この街で働きながら、地域を盛り上げていけたらうれしいです。

坂本 二葉

株式会社川嶋建設 総務部 総務課

出石町生まれ。高校まで暮らし、関西外国語大学国際言語学部コミュニケーション学科に入学し、いったん地元を離れる。2012年に同大学を卒業。地元でもよく知られている株式会社川嶋建設に新卒で入社。総務課に所属し7年目になる。