2021年に、ふくしま12市町村移住支援センター*からの委託を受け、ふくしま12市町村の「今」を知っていただく「移住モニターツアー事業」を運営。
この地域は、東日本大震災の原発事故により住民避難を余儀なくされていたが、避難指示も徐々に解除され少しずつ帰還が進んでおり、元の住民だけでなく、移住者も暮らし始めている。この事業は、単にその地域を視察するだけのツアーではなく、移住後の「雇用」や「町の活性化」を実現させるため、リクルート内の旅行事業や「WOW!BASE」**と連携し、ツアー参加者とふくしま12市町村に移住した方や起業した方などとの面談やワークショップや、学生が町おこしの企画を実施するプログラムの運営、地元企業向けに採用力強化セミナー、などの施策を実施。
コロナ禍の影響もあり殆どがオンラインでの施策となったが、学生が提案した町おこしの企画は、事業終了後に有志の学生と地元の移住支援企業が連携し、実際に実施まで至り、メディアにも取り上げられ反響を呼んだ。
*ふくしま12市町村移住支援センター
東日本大震災の原発事故により、避難を余儀なくされた福島県沿岸部の12市町村に、産業や雇用を復活させ街に活気をも取り戻すために移住者を増やす為の支援を行っている
**WOW! BASE
若者と事業の「共創」をテーマに、通年で社会課題と向き合う機会を提供しているリクルート内のプロジェクト。